さくら咲く季節に
いよいよ春爛漫。各地でさくらが満開になって来ました。緊急事態宣言も昨日の0:00に解かれて「さぁ!花見いくで!」
例年ならば,そんな賑わいを見せる季節がやって来ました。しかし,今一番旬なのはさくらでは無く新型コロナ。「打つ手なし!」と政府がやけくそになって緊急事態宣言は一応,解除されたものの「お花見禁止」「歓送迎会禁止」「大人数での飲食禁止」
建前はあくまでも「自粛」という体裁なのですが,実際にさくらの木のしたでブルーシートを引いて,缶酎ハイで「かんぱーい!」と言った瞬間に警備員に放り出される。
時短営業も1時間延びただけで夜9時まで・・。解除後に変わったのは飲食の1時間延長と 保証が6万円から4万円に引き下げられ,守らなかった人達には「お願い」から「命令」になり各飲食店にパトロールに廻る連中が増える。宣言解除と首相が記者会見しただけで,現実は何も変わっちゃいない。
また,東京は特に陽性者数を都合の良いように発表しているだけ。これは私の推論に過ぎないが この期に及んでは誰のいうことも信用には値しない。
変わるのは 国民みんなの意識が「解除だから出かけよう!」
TVを付ければ,「お花見 卒業旅行 歓送迎会 自粛疲れのストレスの解放は止めて下さい」こんな言葉が羅列する。そして,美しく咲くさくらの名所にドローンを飛ばして「うわー綺麗ですねー」と連呼する出演者たちの歓喜の笑顔。
「どないせいちゅうねん!!」綺麗なさくらを映し出して,行くなと呼びかける。こんなマッチポンプのような番組制作に強い違和感。
おそらく変異株はすでに発表されてないところで100倍うろついている。こんなことをしていればワクチンが行く届くまでの間にトンデモナイ第4波,第5波は火を見るよりも明らか。
おそらく政府は その犠牲者は切り捨ててワクチンだけを頼りにしている。しかし それは命に直結している訳で,例えそれが2~3百人程度であっても折り込済みなんでしょう。それと飲食業は次々破綻して行く。そこも政府は見切りを付けた。
この騒動で標的にされた飲食業の方達。時が時なら暴動が起こっていても何等不思議は無い。